入浴剤オブクレイの使用量はなぜ60gなのか?からだにいい単純温泉

20131210

「浴湯200ℓに対し、約60gの割合でよくかき混ぜて入浴して下さい。」
と使用方法が書いてあります。

では、なぜ60gを選択したのか?

いろいろ理由があります。

理由その1

薬用入浴剤は厚生労働省の浴用剤製造(輸入)承認基準に準拠しなければなりません。
 浴用剤製造(輸入)承認基準(平成10年3月24日医薬発第293号)
 本基準は平成10年3月31日以降に製造(輸入)承認申請される品目について適用されます。
その中に

(五) 用法及び用量
浴槽の湯一〇〇L 当たりの投入量は一〇・〇~五〇・〇g 又は mL とし、誤用される余地のないよう明確な表現で具体的に記載すること。

とあります。
平成10年以前、当社の一番古い基準は、「浴湯180ℓから200ℓに対し20gご使用下さい。」としておりました。
その後20gから30gに増やしたりしましたが、まだまだそれほど多くはありませんでした。
浴用剤製造(輸入)承認基準が適用される前は使用量を増やすことが難しかったのか、50年前は社会全体の生活水準も低く、入浴剤は贅沢品。高級品。
そんな中で販売するためには、まずは少量でもいいからお使いいただきたい、という思いからだったのではないかと思います。

しかし、現在は使うからには効果を求めたい。
安くても効果が無いのであれば損した気分になる。
「安物買いの銭失い」結構僕はやっちゃうんですけど・・・(T_T)

少しくらいは高くても効果を求めたい。
そんな方が増えていると思うんです。

そこで、浴湯200ℓに対し約60gの割合とさせていただきました。

良かれと考えて60gにしたら、こんな質問を受けることにもなってしまいましたが・・・。
「今までは20gや30gで効果があったのに、オブクレイは倍以上入れないと効果がないの?」
「オブクレイは今までの製品に比べて劣るんじゃないの?」
「倍以上使わせるということは値上げになるんじゃないの?」
実は社内からも(T_T) ということはお客様からしたら当然に疑問に思うことだろと感じます。

でも、ここできっぱりと否定しておきます。「違うんです!」と。
上記に示したように、薬事法とういう制約の中で仕事をさせていただいております。
そうすると、「誤用される余地のないよう明確な表現で具体的に記載すること。」とあるように、誤用されてはいけない事になっています。
誤用でもっとも指導を受けることは過使用を強要することになります。
20gの製品を60gお使いいただくことは許されていません。
しかしながら、逆に60gのオブクレイを普通の入浴剤のように20gとか30gにしてお使いいただくことは問題ありません。
なので、普段使いは20gお使い頂き、休日前やお疲れがひどいときは60gご使用ください。と言ってもいいのです。
どうしても、もっともっと良さを感じて欲しかったんです。

また60gの量、こちらは温泉を考えたときに思い当たる節がありました。

理由その2

温泉は温泉法という法律によって定義されています。
その定義を簡単に言うと
源泉温度が25℃以上あるか、それより冷たくても19の特定成分が1つでも規定値に達していれば、「温泉」と名のれるのです。
温泉とさら湯の違いは、溶存物質(お湯に溶け込んでいる成分)がポイントということになります。

200ℓのお湯に60g溶かしていただくと、お湯に溶けている溶存物質量は300mg/kgと言うことになりますので、

例えば、
●日本三名湯(林羅山)の一つに数えられる岐阜県の下呂温泉は、
水素イオン指数 pH8.9 温泉成分総量373mg/kg
●(枕草子)の日本三名湯の一つに数えられる三重県の榊原温泉は、
水素イオン指数pH9.4 温泉成分総量310 mg/kg
●日本三大古泉の一つ、愛媛県 道後温泉は、
水素イオン指数pH9.1 温泉成分総量270 mg/kg
●露天風呂西の横綱 岡山県 湯原温泉は、
水素イオン指数pH9.3 温泉成分総量190 mg/kg
●関東の湯治場として「傷は川治、火傷は滝(鬼怒川)」と謳われた 栃木県の川治温泉や鬼怒川温泉は、
川治温泉 水素イオン指数pH8.0 温泉成分総量287mg/kg。
鬼怒川温泉 水素イオン指数pH8.6 温泉成分総量232 mg/kg
●南信州の美人の湯として最近、人気が高まってきました長野県の昼神温泉は、
水素イオン指数pH9.6 温泉成分総量382 mg/kg

このような有名温泉にも、ちょうど近い状態のお湯をお楽しみいただくことになる量目なのです。

これらの温泉は単純温泉といいます。
単純温泉とは成分が単純なのではなく、含有成分の量が一定量に達していないものを言います。
つまり体にやさしい成分の薄い温泉なのです。
刺激が少なく子どもから高齢者まで広く楽しめます。
また、毎日入る温泉としても適しています。

実は、まだ理由があるのです。つづきは明日!

>>入浴剤オブクレイの使用量はなぜ60gなのか?アトピー温泉はホウ酸温泉

by ひらおか

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