薬用入浴剤オブクレイを解析する(色素不使用 無着色剤入浴剤)

薬用入浴剤オブクレイは着色にもこだわりました。

nukumori」は色素ではない、酸化チタンという成分で「にごり湯」を演出しています。

酸化チタンはアイスクリームや、チョコレート、ガムなどに使われている食品添加物(着色料) でもあり、他にも歯磨き粉に使われていたり、パック、乳液など基礎化粧品、UVケア製品、ファンデーション、などのベースメーク、アイシャドウ、アイライナーなどのメイクアップ化粧品など広く使われている原料です。

水に溶けない細かな白い粉なので白く濁り、まるで硫黄泉のような雰囲気を味わえます。

酸化チタンだけでは投入後、10分も経たない間に全部沈んでしまい、うまく濁らないので、ポリアクリル酸、ポリアクリル酸ナトリウム、ベントナイトを使いコーティングして浮かせています。

nagomi」は甘草抽出末(保湿剤)の色。

nagomiはタール系の色素は使いたくない、と考えました。
とは言ってもタール系色素で被害報告があったかというと、今まで聞いたことは無いのですが。
それでも、ここは天然をウリにするのだからと真剣に探しました。

クチナシ、コチニール、ウコン、ベニバナ、アントシアニン、銅クロロフィル、キチンキトサン・・・・20種類ちかく作って試浴しました。
でも、全部ダメ。
粉に少し色はつくのですが、お湯の色までは変えられません。
1つだけ、お茶から作られた成分では色がつきました。

真っ黒に! ⇒ 理由はこちら

東京黒湯を再現!こんなウリはどう?とも考えましたが、玄人にしか受けない、せっかくの鉄イオンがタンニン鉄になるのはもったいない・・。などなどであえなく却下。

色素を求めて3ヶ月。諦めかけていた時に、妙に茶色い液体を発見。

「これなに?」て聞いてみると、「グリチルリチン酸ジカリウムや天然甘味料の原料である甘草の絞りカス」、「甘草の廃棄物を水に溶いたもの・・。」そんな答えが返ってきました。
即座に「これちょうだい!」、ちょっと薄めてみると淡い綺麗な黄色になりました。
また、「甘草抽出末って入浴剤の使用目的はなんになるの?」て聞いてみました。
「GK2のような抗アレルギーや、抗菌、美白は謳えないけど保湿剤として入れられるよ。」との回答。

これはいけるかも!とnagomiの色は甘草(保湿剤)で決定しました。
でも使っているのはカスではないですよ。
化粧品原料として正式に作られているものを使用しています。
そのため色は本当にうすくしか付きませんが・・・。

20131225

>>薬用入浴剤オブクレイを解析する(100%天然ですか?)

by ひらおか

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