湯の花とは(オブクレイ解析)

昨日ご紹介させて頂いた花山温泉さんは、関西では本当に有名な温泉なんです。
何が有名かというと、温泉の濃さ。
花山温泉さんのホームページには堂々と(自慢げに(^^))成分表が載せてあります。

あまりの濃さ故、浴槽はこの通り
本当は普通の白いタイル張りの浴槽なのだそうですが、コテコテに湯の花に覆われています。

・・・・・・。
と説明をさせていただいたのは前振り。
何気に使った「湯の花」という言葉。
このキーワードを引き出すために、年明け早々にわざわざ往復500キロも車を走らせて行ってまいりました。(わざわざと言いつつもどうしても行ってみたかった温泉です(*^^)v)

昨年に引き続き、オブクレイを解析していきたいと思います。
こんなに説明すると「くどい!」とお叱りをうけそうですね。
でも、もっと知っていただきたいと、止まらなくなってしまっています。
ご勘弁をm(__)m

では、ここからは「おふろ学校」の講師?としてお招きにあづかりお話させて頂きました内容から。
まずは「湯の花」
よく耳にしますが湯の花って何でしょうか?

 
一般的に湯の花と呼ばれているものは、地中では温度と圧力によって温泉に溶け込んでいる成分が、地表に上がるにしたがって冷まされ、圧力がなくなり、酸素と結びつき、過飽和状態となって、固まって結晶化した姿が「湯の花」ということになります。
 

つまり温泉のお湯の中をフワフワと浮かんでいるものが一般的には湯の花と呼ばれています。

また、草津や箱根、蔵王、二股温泉などお土産品として売られている湯の花は何でしょうか?
単純に言えば、上記のフワフワと浮かんでいるものを、かき集めたものとなります。
でも、そんなフワフワと浮いているくらいの湯の花ではお土産品にはなりません。

そこで、泉質と湯量が必要になります。
お土産品として販売されている湯の花の泉質(湯の花成分)としては大雑把に3種類になります。
①硫黄華・・・代表選手 草津(群馬)・箱根(神奈川)・蔵王(山形)
②石灰華・・・代表選手 飛騨(岐阜)・二股(北海道)
③硫酸塩華・・・代表選手 別府(大分)
の3つです。
先程の花山温泉さんは②の石灰華ということになります。
花山温泉さんは強い炭酸泉に加え、カルシウム、マグネシウム、ナトリウム、鉄分などのミネラルが豊富なために浴槽に堆積するほどの湯の花が出来てしまうようです。ちなみにお土産品としては販売はされていません。
つづく

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以前に行った二股温泉の湯の花

>>硫黄華とは(オブクレイ解析)

by ひらおか

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